今回は趣向を変えて、家飲みです。
「祈水(きすい)」という日本酒をご存じでしょうか。
最近、知人からお土産で貰ったのですが、こちらのお酒は東通村内でしか流通販売しておらず、県民でも手に入りにくいものなのです。
この祈水が販売されている東通村ですが本州最北端で下北半島の北東にある村です。
移動時間の目安は、弘前市からだと片道約3時間、八戸や青森市から約2時間強くらいでしょうか。
村の尻屋崎では、冬に耐性のある農用馬「寒立馬(かんだちめ)」が放牧されていたり…
尻屋崎灯台を眺めたりできる観光スポットにもなっています。
みくに商店
そんな中、(行ったのは僕じゃないんだけど…)祈水を求め向かったのは東通村の「みくに商店」さん。
写真は、お土産を買ってきてくれた知人から提供してもらいました。
居酒屋探訪家の吉田類さんも祈水を飲まれたそうで「神様が飲むようなお酒」という高評価だったそうです。
「ジュラ紀湧水仕込」と謳われているのが印象的です。
祈水
「祈水」は1億5千万年前(ジュラ紀)の地層からの湧水と「駒の舞」という村のブランド米で作られており、まさに地酒と呼ぶにふさわしいお酒です。
■ アルコール分:16度
■ 精米歩合:50%
■ 原材料:米(東通村産 駒の舞)、米麹(東通村産 駒の舞)
事前に冷やしておいた祈水。冷酒がおススメだそうです。
酒のアテには、豆腐とブリの刺身を添えてみました。
ちなみに藍色のお皿は金麦のキャンペーンで貰ったもの。
飲むとやや辛口、口の中に広がるフルーティーで奥深い味わいです。
日本酒の味は水で決まると聞いたことがありますが、澄んだ水から作られているからか、スッと飲めます。
数年前にむつ市に出張した夜のこと、居酒屋の壁に貼られていた祈水のチラシを見て注文したのがきっかけでした。
祈水を飲むのは数年ぶり。辛口淡麗で当時の感動が蘇る感覚です。
もし下北へ行かれる際には、飲んでみて欲しい祈水。
むつ市内の一部居酒屋でも提供されていますが、自宅で味わうなら東通村へぜひ行ってみてください。
ごちそうさまでした!
お店情報
店名 | みくに酒店 |
住所 | 下北郡東通村岩屋115 |
営業時間 | 7:00〜20:00 |
定休日 | 日曜日 |
URL | Webサイト |
電話番号 | 0175-47-2525 |