司 十和田バラ焼き大衆食堂
十和田に行った日の夜のこと。
ご当地グルメを堪能すべく、司(つかさ) 十和田バラ焼き大衆食堂 さんへ訪れました。
「バラ焼き」にスポットを当ててながら「まちおこし」に取り組んでいる十和田バラ焼きゼミナールさんという団体のアンテナショップだそうです。
「アートステーションTOWADA」のすぐそばにあるお店。
十和田現代美術館からも徒歩ですぐ行ける場所です。
お店の前には、バスの停留所に見立てた看板が営業時間を知らせてくれます。
こういう細かなこだわりが、アートな感じで十和田っぽさを感じます。
お店のキャッチに書かれているのがフランス語の「La Vie en rose(ラビアンローズ)」
バラ焼きと掛けて「(食べて)バラ色の人生を!」を意味しています。
テントで作られた店内に入るとテーブル席。
メニュー(一部) 2024年8月時点
メニューを開くとすぐに出てくるのが、名物 十和田バラ焼き!
ほかにも鉄板系のメニューやちょっとしたサイドメニューも十和田の食材がふんだんに使われています。
ランチメニュー(一部)
十和田バラ焼き(牛)と奥入瀬ビール(ピルスナー)
牛バラ肉とたっぷり玉ねぎを鉄板の上で焼くシンプルな料理。
豚と牛から選べますが、バラ焼きは牛が一般的だそうです!
鉄板に盛られて運ばれてきますが、目を引くのはタワー型に盛られた肉!
タワー型にすることで、肉を鉄板に触れず、玉ねぎを先に炒めることができるため、時間差で玉ねぎと肉が同時に食べごろになり、美味しい味わいになるそうです。
待っている間に、注文したのが奥入瀬ブルワリーさんが提供している「奥入瀬ビール」
奥入瀬の源流水から作られたクラフトビールです。
いくつか種類がある中で、ピルスナーをいただきました。
スッキリとした香りがありながらも、ホップのほのかな苦みがあって、マイルドな喉こし!
玉ねぎが飴色になるまで炒めたら、肉のタワーを崩して水分が無くなるまで火を通していきます。
黙々と肉や玉ねぎの火の通り具合を見ながら、合間にビールで喉を潤していく工程が、意外にも楽しい…。
一人で飲んでいるからか、無心で鉄板と向き合っている自分がいます。
こうして出来上がったバラ焼きには、可愛さすら感じます。
こうした歴史的なルーツに思いを馳せながら、丹精込めて焼き上げたバラ焼きを食します
香ばしい玉ねぎと牛肉!
醤油ベースの甘じょっぱい味付けが、アルコールに合わないはずがない!
ライス、生たまご、長芋なども注文できるので、お酒を飲まない人でも定食として食べられます。
十和田産にんにくのオイル焼き
追加で頼んだのが、日本一の生産量を誇る十和田のにんにく!
にんにくの香りに、ゴマ油が効いていて、おつまみに最適な一品。
味がすでに付いていますが、お好みで塩をつけていただきます。
じゃがいもに似たホクホク感がありつつ、にんにく特有の旨みが凝縮されています。
にんにくを少しかじってビール…にんにくを少しかじってビール……の無限ループであっという間にビールも飲み干してしまいました。
金龍食堂のブタたん焼き
こちらの写真は数年まえに訪れたときのもの、
十和田市の名店 金龍食堂さんの名物「ブタたん焼き」を司さんでも提供されています。
食べ応え抜群の分厚い肉、美味しかったです。
会計を済ませたのが21時過ぎ、外はまだ夏の熱気が残っています。
今回も美味しくお肉をいただきました。
ご当地グルメを満喫したところで、8月の終わりを感じながらお店をあとにしました。
お店情報
店名 | 司 十和田バラ焼き大衆食堂 |
住所 | 十和田市稲生町15-41 |
営業時間 | 【ランチ】 11:00 – 14:30(L.O 14:00) 【ディナー】 17:30 – 22:30(L.O 22:00) |
定休日 | 日曜日ディナータイム 月曜日 ※月曜が祝日の場合は火曜日運休 |
電話番号 | 080-6059-8015 |
URL | Instagram Webサイト |