【No.149 弘前市】郷土料理 × カレーのコラボ！大かまど飯 津軽旨米屋「けの汁カレー」「中華そば」

食事処 大かまど飯 津軽旨米屋（津軽藩ねぷた村 敷地内）

令和5年度のさくら祭りが終わり、新緑の季節となる5月。
弘前公園のそばにある食事処 大かまど飯 津軽旨米屋（うまいや）さんへ行ってきました。

観光施設内「津軽藩ねぷた村」敷地内にあるお店。
津軽藩ねぷた村では、ねぷたに関する資料やねぷた内部を見学できますが、併設して食事も出来ます。

メニュー

メニューは2023年5月時点のもの。
地産品を使った定食セット、中華そば、津軽そばといった津軽料理を提供されています。

けの汁カレー

Facebookの投稿を拝見すると、旨米屋さんが考案されたオリジナルカレーだそうです。

地域にも寄りますが、津軽郷土料理「けの汁」は年末年始に食べるイメージ。
そんな汁モノの郷土料理 × カレーという意外な組み合わせに惹かれました。

津軽郷土料理「けの汁」

津軽地方の代表的な郷土料理。由来については津軽の方言で「粥（かゆ）」を「け」と呼ぶことから「かゆの汁」とされるなど、諸説ある。 （中略）

大量の根菜や山菜、きのこを細かいさいの目に刻むところから、調理がはじまる。昔は木桶や馬の飼料桶などに山盛りに刻んだ。大鍋にイワシの焼き干しと焼き昆布を入れ、材料と水を加えて煮上げる。大豆をすりつぶした「ずんだ」が入るのも特徴的だ。

農林水産省「けの汁 青森県」

刻まれた根菜、山菜、ずんだ（豆）、にぼしが入ったキーマカレー。
具沢山で食べ応えがあります。

味噌で味付けされた「けの汁」をベースにしているため、洋風カレーと異なり、出汁が効いたヘルシー和風の味。
かまど炊きしたお米「つがるロマン」との相性も良く、美味しくいただきました。

中華そばとおにぎり、お漬物セット

中華そば。セットにしたので、鮭おにぎりと地場野菜の漬物が付いてきます。

おにぎりはふっくらご飯に海苔のパリパリ感が味わえます。

漬物は大根、カブ、白菜の三点。
しょっぱ過ぎず、おにぎりやラーメンにも合います。

アキモト製麺のちぢれ細麺。
煮干し、鶏、豚の出汁を取ったスープ。
あっさりとした中にも旨みがあって、シンプルな美味しさ！

手作りチャーシューが2枚。
柔らかめですが、程よい歯ごたえも感じられ、肉の旨みがしっかりと味わえます。

ソフトクリーム（清水森ナンバ）

見た目はオレンジ色ですが、味自体はミルクの効いたソフトクリームで食べやすいです。
セルフで振りかけた唐辛子により、甘さの中に、辛さが引き立てていてよかったです。

ラーメンや津軽そばといったリーズナブルなメニューから、海鮮を使ったお料理まで幅広く提供されています。

観光で訪れる方だけでなく、地元の方にもおすすめ。美味しく頂けます。
食事後は「ねぷた村」を見学したり、弘前公園を散歩してみてはいかがでしょうか。

お店情報