町の食堂『森山食堂』に行ってきた!
弘前市・桜ヶ丘にある森山食堂さんに行ってきました。
昭和の面影を残すこのお店、実は創業から50年以上(2025年時点)という老舗の食堂です。

営業時間は11時から18時となっていて、通し営業なのも嬉しいポイント。
地元の人々に長く愛されてきたお料理をじっくり味わってきました。

店先でまず目に飛び込んでくるのが、こちらのショーウィンドウ。ガラス越しに並ぶ食品サンプルは、少し色あせていて、良い意味で“時間の蓄積”を感じさせてくれます。
レモンが添えられたカツや唐揚げ、千切りキャベツ、焼きそばのボリューム感、ラーメン丼の佇まい。今では珍しくなった手作り感あふれる食品サンプルが長年地域に愛されてきたのを感じさせます。


店内にはテーブル席と座敷席があり、小さなテレビやマンガ棚も完備。
昔ながらのメニュー札がズラリ!昔ながらの食堂の良い雰囲気が漂っています。
駐車場

お店の脇に駐車スペースがあります。
また、道を挟んだ向かい側にある“柴田模型さん”の裏手も駐車可能だそうです。
メニュー紹介(2025年6月 時点)

メニューの価格帯は現在でも500〜700円台が中心と、驚くほどのお手頃価格。物価高の影響で多少の値上がりはあったものの、それでも十分に安い。ワンコインちょっとで満腹になれる安心感は、やっぱりありがたいです。
店内を見渡すと、麺類とご飯ものをセットで頼んでいるお客さんがちらほら。
この価格帯なら、つい「もう一品」頼みたくなるのもわかる気がします。
どれもリーズナブルな価格なので、「ラーメン+チャーハン」や「うどん+カレー」といった組み合わせでも気軽に楽しめるのがうれしいところです。
五目中華 + チャーハン

麺類とご飯モノをセットでいただきました。漬物が付いてくるのも嬉しいところ。
テーブルに目を向けるときちんと紙ナプキンに包まれたスプーンが置かれていて、お店の細やかな心配りが伝わってきます。こうしたちょっとした気遣いが、老舗食堂ならではの温かさを感じさせてくれるポイントですね。
色とりどりの野菜がたっぷり!五目中華


目の前に運ばれてきた「五目中華」は、透き通る鶏ガラベースのスープに、白菜、もやし、にんじん、玉ねぎ、かまぼこなど、たっぷりの具材が入っていて見るからにヘルシー。
あっさりとした中にもしっかりとした旨みが感じられ、黄色い中華麺とよく合っています。
しっとり&香ばしい チャーハン

一緒に注文した「チャーハン」は、一口食べてほっとする、どこか家庭的な味わい。玉ねぎと肉がしっかり入っていて、甘みがじんわりと広がります。細かく刻まれた具材にはかまぼこも入っていて、どこか懐かしさを感じさせる一皿です。
中華料理店のようなパラパラタイプではなく、ほどよくしっとりとした仕上がりで食べやすさ。香ばしさとやさしい甘みが合わさり、気づけばあっという間に完食してしまいました。
もったり濃厚!カツカレー(大盛)

こちらは、プラス100円で大盛にした「カツカレー」。
運ばれてきたカツカレーは、見るからにボリューム満点。

とろりと舌に絡むルーは、玉ねぎがじっくりと煮込まれているであろう甘みと旨みがぎゅっと詰まっています。家庭的な優しさがありながらも、甘すぎず、ほどよいスパイス感があって飽きのこない美味しさ。
衣はしっかりとした食感が残っていて、ルーとよく絡みます。お肉はジューシーでボリュームたっぷり。ルーの下にごはんはぎっしり盛られていて、最後までルーと一緒に楽しめる量。
彩り鮮やか!夏にぴったりの夏季限定 冷やし中華

思わず注文した夏限定「冷やし中華」は、きれいなシンメトリーに盛り付けられていて、見た目から食欲をそそられます。
トマト、きゅうり、ハム、錦糸卵、春雨にメンマといった具材がたっぷり!
ごま油がほんのり香る酸味のきいたスープが麺にしっかり絡み、一口すすれば「冷やし中華、始めました」という言葉が思い浮かび、夏の到来を感じさせてくれる一品です。

程よい弾力とコシがある締まった麺に、ぴりりとした練りからしのアクセントも相性抜群。爽やかさとわずかな辛みが口いっぱいに広がり、食べるほどに元気が出ます。
今回は、桜ヶ丘にある森山食堂さんにて頂いてきましたが、食堂ならではの温かみを感じられる一品ばかり。お腹も心も満たされます。
「ちょっと懐かしく、リーズナブルに美味しい」そんなひとときを過ごすのにぴったりなメニューでした。
お店情報
店名 | 森山食堂 |
住所 | 弘前市桜ケ丘4丁目1−2 |
駐車場 | お店の脇および お店向かい奥に駐車場あり(記事参照) |
営業時間 | 11:00 – 1800 |
定休日 | 火曜日 第2 日曜日 |
電話番号 | 0172-88-2878 |