津軽カフェ物語
津軽カフェ物語さんへ行ってきました。
弘前から車で約1時間半ほどの場所。
お店のそばには漁港や海水浴場があり、港町の風情を感じさせられます。
中泊で外食と言えば、メバルを始めとした新鮮な海鮮を想像するのですが、今回はカフェでカレーを食べてきました。
津軽カフェ物語さんは、県外で整体やコーチングのお仕事をされていたお店のオーナーが、Uターンで小泊に戻って来られたのをきっかけに、2021年8月 コーヒー店としてオープンされました。
2023年から本格的にカレーメニューを提供されており、南インドスタイルのカレーを味わうことができます。
美容や健康に良いとされるスパイスがたっぷりのカレー。
「からだに優しい」がお店のコンセプト。
調理を担当されている店員さんも県外から移住された経歴の方。
薬膳の知識をお持ちで、薬膳のノウハウもカレーに詰め込まれています。
県外で活動された方々の知識や経験が地域に還元されるというのは、なんとも素敵です。
木を基調とした温かみのある店内で、テーブル席とカウンター席。
そして目を引くのは、知る人ぞ知るアメリカのヴィンテージ食器「ファイアーキング(Fire-King)」のお皿やカップ。
食器棚に並んでいるのをカウンター席から見ることができます。
これはスゴイ!
土を使わずに、水と光で育てる「水光栽培」にも取り組まれており、テーブル席から栽培中のレタスを見ることが出来ます。
水を循環させることで空気が浄化され、健康面にもプラス効果をもたらすそうです。
食材だけでなく環境面においてもこだわりが感じられます。
メニュー
スパイスカレー(チキンカレー)
ファイヤーキングのお皿に盛られて登場。
ジェダイと呼ばれる色が美しい…。
これだけで贅沢気分に浸れる。
副菜(人参、水菜、切り干し大根)の色合いも綺麗で、食欲を掻き立てられます。
スパイスが絡み合ったカレーの独特の香りが良い!
チキンのさっぱり感があって、優しい味わい。
副菜の味付けもカレーに合っていて丁寧な味付けでした。
ミールス
こちらは土曜限定で提供されている「ミールス」。
南インドの定食です。
複数のカレー、副菜、スープがワンプレートに付いてきます。
食べ方は自由。
まずは小皿に盛りつけられたカレーをご飯にかけていきます。
副菜と混ぜながら頂くのが南インドのスタイル。
ヨーグルトも食後のデザートとしてだけではなく
「1.カレーの合間の口直し」
「2.カレーに混ぜて食べる」
「3.ライスに混ぜて食べる」と様々な食べ方があります。
数日ごとにメニューの変わるキーマカレー。
この日は「梅ひじきーマ」。
煮物料理の定番「ひじき」をカレーと組み合わせて食べるのは初めてでしたが、和風の味わいにスパイシーな風味が絡み、いくらでも食べられますね。
コーヒー
津軽カフェさんのコーヒーは飲みやすさを重視した味わいが特徴。
苦みや重みが抑えられているのでスーッと飲めて、でも決して薄くない味が印象的です。
隣のお菓子店「じゅうもんじ屋」さんのスイーツ持ち込みにも対応しているので、ファイヤーキングのお皿でコーヒーとスイーツをセットでも堪能できます。
道の駅こどまり「ポントマリ」
お店から車で約10分ほどの場所にある「道の駅 こどまり」。
キャンプ場や海水浴場があって、夏場は賑わいを見せるこちらのスポット。
道の駅にて、土・日・祝日はオーナーがコーヒーやお茶を提供されています。
天気が良かったので、海を眺めながら一杯。
暑い日には、アイスコーヒーでさっぱりしたいですね。
コーヒーと一緒に「こんぶまんま」をつい注文。
「若生(わかおい)おにぎり」とも言われています。
海苔の代わりに、薄くて柔らかい1年昆布でご飯を包んだもの。
漁師たちが食べていた津軽の郷土料理です。
昆布の磯の香りと塩っけが、シンプルな美味しさ。
竜飛崎に向かう途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
お店情報
店名 | 津軽カフェ物語 |
住所 | 北津軽郡中泊町小泊小泊214−7 |
駐車場 | 有(お店の向かい) |
営業時間 | 【昼営業】 11:00 – 15:00 (火・水・木・金・土) 【夜営業】 17:30 – 22:00(月・水・金・土) ※最新情報はInstagramのインフォメーションアカウントにて |
定休日 | 日曜日 |
電話番号 | 070-3224-3188 |
URL | X (旧Twitter) instagram(インフォメーションアカウント) |