【No.10 弘前市】煮干結社 弘前店の「焙煎深煎り煮干し」と「スパイスカレー（二種）」

煮干結社 弘前店に行ってきました。

2017年にオープンしたお店で、青森市で展開されている「麺や ゼットン」「情熱★ビリー」の姉妹店です。

下土手町の坂を上がったところにある三上ビルにお店を構えています。
オープン後しばらくは外まで行列が続いていた記憶があるのですが、ようやく行ってきました。

三上ビルは、国登録有形文化財。
1927年（昭和2年）に出来た弘前市内で現存する最古の鉄筋コンクリート建造物です。
そんな歴史のある建物でどんなラーメンが食べられるのか…。

なお駐車場は、道路を挟んだお店の向かい（倉田医院のそば）にあります。
斜め駐車で停めるので、全長が長めの車や大型車だと大変かもしれません。

店内に入るとすぐに券売機が見えます。
「煮干番長」「チキンチャンク」「紅の海老」…メニュー名が面白いのですが、初見の僕は何を頼むか迷ってしまいました。

券売機の隣にちゃんと写真も載せているのですが、ランチ時、次々お客さんも来店してくる中、券売機前で立ち往生したくなくて「よくわからないけど、とりあえずコレ！」って選んでしまいました。

以前にも飲食店が入っており居抜き物件ということもあってか、レトロでお洒落な雰囲気があります。
カウンターとテーブル席に分かれています。

焙煎深煎り煮干し（790円）

壁の注意書きによると麺が特注太麺で、茹でるのに10分程度かかるとのこと。
行列ができていたのは、こういった理由もあると思われます。

10分少々ほどで到着！
煮干しの香ばしい香りが鼻孔をくすぐります。
チャーシュー、メンマ、煮卵、ネギに加えて、ラーメンの具材には珍しい「大根おろし」入りです！

麺は平べったいタイプ！
濃い目の煮干しスープに、大根おろしのさっぱり感がいい具合にハマっています。

後になって気付いたのですが、店内に4種の割スープ（鰹、煮干し、エビ、コンソメ）が設置されており、自由に注ぎ足すことができます。麺を食べた後もスープが楽しめるのですね。

スープが濃い目だったのは、割ることを計算していたのか。
つまり「煮干スープ × エビ」とかオリジナルの風味を作れちゃうんですね。

しかし、割スープの存在にも気づけず、というか券売機の前に立った時からお店のシステムに飲まれていことに反省…。笑

スパイスカレー

ということで、あらかじめ何を食べようか決めて行こうと思い、SNSでこちらのお店をリサーチしてみるとカレーを注文される方が多いんです。
インスタ見ても、カレーがちらほら。

気になって後日に訪問し、スパイスカレー（2種）を注文してみました！

この日のスパイスカレーは
「イケメンレモンキーマ」
「ボークビンダルー」
「トマチキチーズ」です。
この3種から2つを選びます。

なお、券売機にはスパイスカレー（1種）しかありません。
カレーを2種類以上頼む場合、券売機でスパイスカレー（800円）を買い、2種以上食べたい人は、お店の人に追加料金を手渡します。

色鮮やかな盛り付けです。タイ米ってのが、いいですね。
粘り気の無いパラパラしたタイ米の方がこういうスパイスカレーには、マッチする訳です。

付け合わせは写真手前より
　・生姜ピクルス
　・ポテトサラダ + 高菜
　・ひじき煮
　・玉ねぎピクルス　以上！

写真一番奥にある玉ねぎピクルスが秀逸！
カレーとの相性ぴったりでした。

イケメンレモンキーマはレモンの酸味がほのかに香るスパイスカレー。

ポークビンダルーは、黒酢とリンゴ酢が入ったカレーです。ミネストローネ風で、柔らかい豚肉と酸味が印象的。

総評。SNSに挙げられるのも納得のカレーでした！！
特にレモンキーマは、レモンの酸味、スパイスの辛み、肉の旨みが良い具合に混じって好みの味です。

まとめ

2回に渡り訪問しましたが、ラーメンもカレーも独創的なメニューがあり、他店との差別化がされています。
ラーメン屋さんで、このようなスパイスカレーが食べられると思いませんでした！
他のメニューも食べてみたいですね。

券売機を前にして悩んでしまうことを避けたい方は、事前にSNS等で（下部にリンク貼っています。）メニューを確認されて行くほうが良いかもしれません。
ごちそうさまでした！

お店情報